１０月３０日フライでコイを狙いに行ってきました。
この日の釣果は２０匹以上、サイズも５０～６０㎝位、最大６５㎝
天気にも恵まれ、最高に楽しい一日でした。
ヒットすると一気に走るのはテツ西山氏のビデオを見るかぎりでは雄のコイのようです。
私には見分けが付きませんが、５０～６０㎝の巨体が流れのある川ではこのようにフライロッドをバットから曲げてくれます。
写真で使っているロッドはスコットの６番6.9ftですが握っているコルクグリップの所から曲がっています。
この後水中にあるゴミで根ずれを起こして痛恨のラインブレイクをしてしまいました。
これ以上デカイのがヒットするとまずいのでこの後７番ロッドに変えました。
足場が高かったのでやっとの思いでランディングした６０㎝位のコイです。
このコイは白いグローバグにトップで出ました。
水面にスーッと上がってきてパクッと吸い込むようにフライが消し込まれます。
決して派手な出方ではありませんが、かなりドキドキします。
一般的にコイの口が水面を割るとおとなしくなると言いますが、最後の最後まで抵抗します。
おまけにリリースする時に尾ビレで水面を叩いて逃げて行くのでこちらまでビショビショになることもしばしばです。
コイのフィーディングレーンにフライをうまく乗せてヒットさせたＪＵＮさんと６０㎝のコイです。
ＪＵＮさんはコイのフライフィッシングにも精通していてほとんど余裕で釣っていました。
さすがです、恐れ入りました。
一気に走るコイのパワーに耐えているところです、（オービスのマークみたいです）
バッキングラインまであっという間に引き出しておいて、さらに７番ロッドがここまで曲がります。
フライリールもディスクドラッグモデルじゃないと走りを止めることは出来ません。
川のコイはナメてかかったらいけません。
寄せてきてランディングしてみると５０㎝を少し越える位でこの日釣った中では小さめなのですが、
流れのあるところに居るコイは尾の付け根が発達していて尾ビレが妙にデカイのです。
フライロッドから伝わる引き味にトルク感があるのは恐らくこのせいでしょう。
この日最大の６５㎝のコイです、黄金色に輝く魚体は気高さと風格があります。
ランディングネットに納めるのが大変でした。