４月１４日 シーバス狙いで行ってきました。
二日前に来た時にはすでにバチ抜けが始まっていてハードルアーしか持ってこなかったがためにボウズでした。
そのリベンジのために今日は先日巻いたバチ抜けフライで挑みます。
釣り場に着いて水面の様子を見ると無数のゴカイがウネウネと泳いでいます。
この時点では特にシーバスのライズらしきものはありませんがまだ日が暮れたばかりです。
そのうち群れが入ってくるのではないかと期待しながら６番のＢＢＴにゾンカーを結んで水面直下をゆっくりと引いてきます。
前方の水面で「パシャッ」と捕食音がしたのでその地点にすかさずフライを落としゆっくり引いてくると「クククッ」とセイゴらしき魚信と共にいきなりジャンプをします。
抜き上げると元気なセイゴ君です。
これでボウズは無くなったと安心しながらデジカメに収めていると、なにやら水面が騒がしくなってきました。
群れが入ってきたのかそこかしこでライズが始まりました。
射程距離内に「ゴボッ」とグッドサイズらしきシーバスの捕食音がしたので早速「バチ抜けフライ」を結びます。
先日巻いた「バチ抜けフライ」です。（ほぼ原寸大です）
ヘッド部分は円筒形のバルサを鋭角にカットして＃２フックに固定、テールはラビットゾンカー用のオレンジカラーを１５センチほどタイイングしたもので全長は約１８センチです。
バルサの浮力で水面に浮いているので強くリトリーブするとダイブし、ゆ〜くり引いてくるとウネウネとよれるような動きをします。
見るからに巨大なフライですがこれでも実際にバチ抜けしているゴカイのサイズよりも幾分小さいです。
キャストしてゆっくり引いてくると「パシャッ」とバイトしてきます、しかし魚のサイズが小さすぎて乗りません。
やはり＃２フックで釣れるようなサイズのシーバスは入って来てないのだろうかと思い、ゾンカーに戻そうと思った瞬間ドックの角のゴミの溜まりになったところでデカいライズがありました。
その地点に「バチ抜けフライ」をキャストし、ゆ〜っくり引いてくると「ゴボオォ」とフライが水中に消えフライラインが一気に走ります。
一瞬何が起こったのかわからなったのですがフライリールに余ったラインを巻き取ってリールファイトの体勢に入ります。
５番ロッドでおまけにこのリールじゃなかなか走りを止めることが出来ません。
ティペットは２Ｘなのでラインブレイクはないだろうと思いゆっくり時間を掛けて寄せてきます。
幸いにも大潮の満潮時なのでドックの脇に作られたコンクリートの階段を下りてハンドランディングすることが出来ました。
メジャーで計ると５３センチでした。
ワタシがフライで釣ったシーバスの中で一番の大物です。~~＼(｡｀◇´｡ﾒ)/~~わーい！
いつの間にかライズも無くなりゴールデンタイムもほんの３０分くらいの出来事でした。
その瞬間にこの場に居合わすことが出来たことに感謝します。
その後ゾンカーでセイゴを２匹仕留め、水面に魚ッ気が無くなったのでシンキングラインにチェンジしカブラを引いてきます。
ゆっくり沈めて中層を引いてくると良型のメバルがヒット。
沈めて引いてくるとポツポツとアタリがあり３匹ほどバラシた後チビメバルを釣り上げて今日の釣りは終了です。
釣果のほうはシーバス４匹、メバルが２匹でした。