５月１４日 千葉の某湖に行ってきました。
今日は天気も良さそうだし水温が上がればバスの活性も上がってトップでボコボコに・・・・・。
なんて考えていたらあまり眠れなかったです。
５時４０分に釣り場に到着、タックルの準備をしてエントリーしたのが６時頃でした。
風も無く穏やかな湖面に漕ぎ出す時は気分も最高です。
エントリーポイントの両サイドの岸に沿ってストリーマーを通すも反応無し、そういえば何となく魚ッ気が無いです。
渋いのか・・？
対岸にある倒木周りにキャストしたフライに出ました。
小バスですがこれでとりあえずボウズは無しです、・・・ほっ(^o^)
前回来た時にバスが小ギルを追い回していたポイントでど派手なボイルが・・。
それも水柱が上がるようなすさまじいものです。
「すげー、マジかよ、こんなの見たこと無いぞ。」とそばまで行ってみると夥しい数のヘラブナがウヨウヨいてのっこみの真っ最中でした(T_T)
てなわけでここにバスの姿は無かったです。
今日の某湖は気温、水温共に最高の状態なのですが肝心のバスたちはアフタースポーンのリハビリ中で活性が低いです。
岩盤の奥まったポイントなどには一応ポッパーも投げてみましたが水面を割って出ることはないです。
他のフローターマンの２人組が近づいてきたので話をしたのですがやはりトップでは出ないそうです。
二人して今日はデカトップを投げ倒しに来たらしいのですが思いがけない激シブに手も足も出ない様子です。
気のいい連中で色々と話をしているとワタシのロッドにバスが来てました。
追いかけて来てまでバイトする元気は無いが目の前に来たフライはとりあえず口に入れてみるんでしょう。
「おっ、来てますね、フライは釣れるなー。」
「いやぁ〜、今日みたいなリハビリ中のバスには消化の良い食べ物に見えるからでしょう。」というと「おかゆみたいな物ですね、てことは自分たちのデカトップなんかは食欲の無いやつにデカイおにぎりを見せて無理やり食えって言ってる様な物か・・。」
「フライは何使ってるんですか？」と聞かれたので使っているストリーマーを見せて「流動食」と言うとみんなで大笑いでした。
産後のスリムなバス、最初はナイスファイトしてもすぐに息切れしてしまいます。
トップで「ガバッ」と行きたいのですが仕方なくゆっくり沈むフライの超スローリトリーブでの神経戦です。
バス釣りは出るところが見れないとねぇ・・。
正午の時点でバスが１８匹、一度上陸し休憩タイムにします。
バスの着き場自体は特に変化は無いのですがとにかく活性が低いです。
ポッパーにはまったく反応なし、ヘアバグも水面に浮かせたらダメ、とにかくバスが水面を割ることは無く、リトリーブも超デッドでバイトのタイミングを与えないとフライをくわえてくれません。
この時期なるとそろそろ型の良いバスがスクールで移動する姿が見られるはずなのですが・・。
それともこのポイントの魚影が薄いのか・・・。
午後からはいつものポイントに移動することにします。
午後から移動してきたいつものポイントはヘラ釣りの人たちが多いです。
いつもの駐車スペースがいっぱいなので少しはなれたところに車をとめてエントリーできるかチェックすると丁度良いスロープです。
エントリーして手前のシャローから攻めて行きますがスロープの先の急な落ち込みに食い気のあるバスは着いてるようです。
ストリーマーをキャストし少し沈めてからリトリーブを開始するようにすると程なくバスがヒット。
かなり活性が低いのでリトリーブは超スローが良いようです。
画像のバスはメジャーでちゃんと計ったら４３センチありましたが尾ひれが発達しているせいかあまりデカく感じません。
ランギルは釣れなかったけどポッパーをマーカー代わりにドロッパーに結んだニンフで狙うとそこそこ釣れます。
ギルって釣れる時は同じポイントから湧いてくるように釣れるのに釣れないときは何処にいるのか分からないです。
狙ってコンスタントに釣るのはひょっとしたらバスよりも難しいかもしれません。
一通り攻めたのでそろそろ上がろうかとエントリーポイント付近に戻ってきたらフライｄｅバスのフローターマンが浮いています。
進路を妨げないように対岸に移動すると「ＨＰを開設しているＳＡＫＡＭＡさんですか？」と声を掛けてくれました。
なんとその人はＭＡＳＡＨＩＲＯさんのページの掲示板に時々カキコしているマニアさんでした。
浮きながらちょこっとお話をしてお互い別々の方向に分かれました。
もう１匹釣ったら上がろうと思うとなかなか釣れません。
エントリーポイントからだんだん離れていってしまいます。
行くところまで行って戻ってきながら岩盤が崩れてできたゴロタ周りと倒木が作るストラクチャーがらみで何とか２匹追加、一日中浮いてたので疲労もピークのせいか物凄くデカバスのような感じがしました。
終了間際に釣ったバスは良型の４０センチジャスト、このバスはお腹がボテボテでまだ産卵前のようです。
道具を片付けてマニアさんの移動していった方向に車で行くと生活廃水の流れ込みでギルを爆釣中(^o^)でした。
ここに来るまでの間にバスが７匹釣れたそうです。
ジャクソンのＵ型フローターにバスフライを沢山付けた帽子、バスフライマンらしさがトータルで決まってました。
その後上陸してきたマニアさんと色々とお話が出来て楽しかったです。
今度はぜひご一緒させてください。
今日の釣果はバスが２４匹、ギルが７匹でした。
産卵直後でまだ体力が回復していないのかトップへの反応は非常に悪かったです。