８月２７日 千葉の某湖に久しぶり（と言っても３週間ぶりですが・・。）のバス釣りです。
前日の天気予報によると台風の接近に伴い天気は下り坂で午後からは雨になるとのことです。
どれくらい降るのかは分かりませんが多少の雨ならバスの捕食行動にスイッチが入るかもしれないので爆釣のチャンスです。
今日の予想としては朝一から釣り始めて朝マズメの爆釣→午前中はどんよりした空模様で爆釣→昼からは雨の降り始めで爆釣と３拍子揃った釣行になる予定です。
釣り場に着いたのが５時過ぎ、速攻で準備をしてエントリーします。
今日の房総某湖は満水時よりも２．５〜３メーターくらい水位が下がっているようでオーバーハングの下にも楽々入れるしフライロッドも振りやすいです。
そのオーバーハングの奥の岩盤にホッパーをキャストすると「チュパッ」という捕食音と共に最初に出てくれたのはランカーギルでした。
この季節でしたら絶対にバスが付いているであろう岩盤から水の染み出たポイントなのですが同じようなポイントをポッパーで攻めるとランカーギルの３連発です。
一体バスは何処に・・・・・。
シャローや比較的水深の浅いところにあるブッシュがらみのポイントを攻めると必ずと言っていいほどギルのアタリがあります。
ルースニングで狙えばいくらでも釣れそうなのですが魚のサイズが５〜１０センチの小ギルの群れなので釣っちゃったらちょっとかわいそうかも。
移動しながら係留ロープに流木やゴミの溜まったところに何気に落としたポッパーにバスが出てくれました。
サイズは小さいですが綺麗な魚体です。
推測するにこのところ水位の変動が激しいらしくバス達も付き場が定まらないようです。
型の良いバスは岩盤だとある程度の水深のところ、シャローだとかけ上がりに沿って移動している筈です。
ストラクチャーを攻めるというよりも移動中に一時的に留まりそうなポイントで気長にポーズをとってバイトを待つしか無いようなスローな釣りになりそうです。
フライで攻めてバスの着き場がある程度分かったら久々にルアーでも釣ってやろうと思いベイトタックルと数個のトップウォータープラグも用意してきました。
中でもティムコのシケイダーは超リアルでセミの季節には持って来いな筈だったのですが・・・・。
実際ここぞと言うポイントを目の前にルアーとフライどちらを使うかで悩んでしまいます。
今日のような状況だとフライでソフトにプレゼンテーションすれば簡単に釣れるバスもルアーの着水音で驚かしてしまうとその後フライで攻めても沈黙してしまう可能性があるからです。
それでも根性を決めてルアーで攻めるとシケイダーに４バイトあり、２バラシで結局バスはキャッチ出来ませんでした。
このルアーはなかなか優れもので岩盤ギリギリにキャストしてモゾモゾと動かすとルアーを操作しているワタシの目から見ても怪しい動きをしてくれるので、我慢できなくなって「ガボッ」と飛び付いてしまうバスの気持ちが充分すぎるほど分かります。
出方が派手でこちらの方がビビッてしまいましたが痛恨のバラシ、このルアーに付いているフックが小さ過ぎるのが原因かもしれないので次の釣行までにはチューンしておく必要があるようです。
８時を過ぎたら急に気温の方も上がってきました。
今日のこの日差しはオッサンには辛いっす、日陰を求めてオーバーハングの下に避難してきてキャストしたままのポッパーをボケ〜っと見ていると「カポッ」と出ました（ラッキー♪）
戻ってきながら先ほどルアーで攻めて出たけど乗らなかった流れ込みのポイントを今度はフライで慎重に狙います。
ロングキャストでうまい具合に流れ込みの泡だったところに命中、ロッドティップで一度「チョン」と煽ると泡の中から出てきたポッパーにバスらしきバイトがあり、アワセを入れるとかなりデカイ様子です。
フィンで後ろに移動しながらカバーに入られないようにフライラインを手繰ります。
その後余ったラインを巻き取りリールファイトで寄せてきます。
ランディングすると４０アップのバスでした。
もうひとつの流れ込みで同じような感じで出ました。
デカいバスって案外出方がおとなしいんですよね。
このバスも「ピチャッ」というようなかなり甲高い捕食音でした。
これくらいのバスが続けて釣れてくれると最高に面白いっす♪
おおっ、型の良いのが続くなぁ・・。
古い橋の橋脚跡らしいマンメイドストラクチャーのごくごく浅いポイントで出ました。
しっかし暑い・・・。
その後エントリーポイントの反対側に移動したのですが魚っ気が無し、居たとしてもトップでは出ないと判断しストリーマーを沈めて引いてみたりもしてみましたが釣れる気がしない・・。
真夏のような日差しに負けて１時頃には撤収、帰路に着きました。
今日の釣果はバスが１０匹、ギルが１５匹くらいでした。
まぁ、半日で２桁いったのでよしとしましょうか。
確か午後から雨が降る予報だったのになぁ・・・。