Fishing


またまた河口湖



5月23日、またしても河口湖に行ってきました、3週連続です。
こんなことなら「年券」を買っておけばよかったと思うのです。

絶対に釣れる河口湖なので朝マズメは西湖に行きました。
西湖は前回の釣行で見えバスを発見するもスカをくらったのでその仕返しです。
朝マズメにバスの寝起きを襲うつもりだったのですが、すでに「お留守」のようでした。
西湖のバスは本当に難しい、完全に「返り討ち」をあびてしまいました。

気を取り直して奥川から釣り始めようと思ったのですが、まだ「釣り券」を買っていません。
仕方が無いので戸沢センターに買いに行くことにしました。
戸沢センターの桟橋周りは風も無くシャローにあるパラ葦はいかにも釣れそうです。



戸沢センター前でマドラーに出たバスです。
ここのバスも相当に叩かれているのでしょうか、追ってくるのですがなかなかくわえてくれません。
見える範囲に居るやつは捨てて、岸と平行にロングキャストすると面白いようにヒットします。
沖目に投げるとなぜかギルが釣れます、ギルは本当に神出鬼没です。



奥川に移動し最初はウエーディングで攻めます。
左側のポイントは水深が浅いのでバックさえ気をつければウエーディングの方がキャスティングの精度があがります。
「えっ、こんな浅い所にも」と思うくらいのシャローにもバスは付いています。
こんなバスはいきなり水際に立ったら当然釣ることはできません。
しかし小さい・・・・。

右側のポイントはまだ手付かずのようなのでいよいよフロートチューブでエントリーします。
水位が下がっているのでボートが入れないようにロープが張ってあります、そのロープの外側から狙います。
フロートチューブは船?・・・まあ、いいか。
この場所は陸っぱりでは狙えないのでフロートチューブの独壇場です。



端から攻めていくとシャーローで日向ぼっこしているバスとは違い躊躇することなくフライのポッパーに出ます。
さらに移動していくと今度はブルーギルの群れがあるようでワンキャストワンヒットで出ます。
「どうせ小バスしか居ないのであれば小型のポッパーでいいか・・。」小型のポッパーに結び変えてブルーギルの口にすっぽり入っても外すのが楽なようにバーブはしっかり潰します。
しばらくブルーギルの猛攻を楽しみます、このサイズだとスコットの6.9ft #6ロッドでも結構曲げてくれます。
おまけにロープの向こうにキャストするので早く寄せてこないと大変なことになってしまいます。

ブルーギルは出方が派手なので「チュパッ」と出てから0.5秒くらいで合わせを入れますが「モワッ」と出たので「ギルめ食い損じたか」と思ったのですがポッパーの姿が無い、合わせを入れるとグッドサイズのバスです。
掛かりが浅いのでしょう、バスも必死にエラ洗いをしながら2度、3度とジャンプします。
手前3メートルの所まで寄せたのですが痛恨のバラしをしてしまいました。



この日のビッグワンです。
その後釣れた33センチです、逃がした魚は大きいとはいえ少なくともこのバスよりもはるかに大きかったです。
とはいえ河口湖にしてはコンディションもよく体高のある立派なバスです。



昼過ぎからはハワイ前に移動、陸っぱりをして夕方までの時間をやり過ごします。
ここもブルーギルが群れていて型の良いブールーギルが水面に背鰭をだしています。
手返しよくポッパーで釣っていきます、普通ならバスが混じってもいいのですが・・・・・。

たまにシャローで小魚を追い回しているので長いシルエットのポッパーに結び変えたとたんさっきまでのブルーギルの猛攻がウソのように今度は次々とバスがヒットします。
一気に水面まで泳いでくるみたいで、中には勢いあまってくわえたあとそのままジャンプするバスもいます。



ポッパーをバックリくわえています。
ポッパーの長さがベイトフィッシュのサイズと一致したのでしょうか、
シルエットの違いがここまで釣果を左右するのかと思い知りました。



少し風が出てきたので夕マズメはどこでやろうかと悩んだのですが、
たまには溶岩帯にいるバスをトップで狙うのもいいかなと思い八木崎のワンドに来ました。
偏向グラスで見えるくらいの透明度で水中の岩に変化のあるところには大体バスが付いています。
ポッパーを通してやると岩の割れ目に潜んでいたバスが水面まで追ってきます。
同じフライを2度通しても見切ってしまうのでローテーションさせながら攻めていきます。

先日フライロッドを改造して作ってルアーロッドもテストを兼ねて使ってみます。
ヘドンのザラパピーとジタバグを投げてみましたが元がフライロッドなのでコントロールするのがちょっと難しいですが、ヒットするとよく曲がるので面白いです。


ブルーギルは何匹釣ったのか覚えていないのですが奥川とハワイ前で70匹以上は釣っているのでバスも混ぜると3ケタは軽く超えました。

八木崎ではアルミボートが5艘ほど入っていましたが連中はみんなセコ釣りをしていました。
ボートの機動力を生かして陸から狙えないポイントをラン&ガンのトップ狙いをすればいいのに・・・・・余計なお世話?