Fishing


6番のフライロッド



6月27日 リザーバーで半日浮いてきました。
この1週間は週5日制でシーバス狙いの夜釣りに行っていて昨日なんかは午前と午後の2回ルアーを投げに行ってました。
釣行回数は多くても完全スランプに陥っていてまともなサイズのシーバスを最後に釣ったのがいつだったのか覚えていないくらいです。
朝の8時、前日の疲れが抜けないまま頭がボーッとした状態で起きる。
部屋の中が釣り道具でゴチャゴチャなうえに釣りのやり過ぎによる肉体疲労で片付ける気にもならない(汗)
でも、ソルトで使ったロッド類はちゃんと手入れをしておかないと粉を吹いたりしてしまうので油断は禁物です。
最近使ったルアーロッドを一通りメンテナンスした後に目に付いたのがこのスコットのフライロッド。
6.9ftの6番、もともとはソルトのボート用なのですがショップで見て一目惚れしてしまい即購入、フローター用として長年愛用しています。
6番という番手なので河口湖辺りのバスには丁度良かったのですが障害物やウィードのびっしりある釣り場ではちょっと厳しいので最近は出番が少なくなってました。
このロッドにはなんというか釣り人の気持ちを煽るような魔力のようなものがあって、持つと攻めの釣りを強いられるような感じがするんです。
バイクや車もスタイリングや性能、設計者の思いなど様々な要素によって乗り手がアクセルを開けたくなるような衝動に駆られてしまうような感覚ってあるじゃないですか。
釣竿なんて値段が高かろうが安かろうが素材となる原料に大差はありません。
魚とのやり取りが楽しい釣竿が良い釣竿だとしたらこの釣竿は間違いなく最高に良い釣竿です。
「このロッドでまたバスを釣りたい!」と思った瞬間、釣りに行く準備を始めていました。



釣り場到着が12時でした。
日差しは強く風も無い、焦って準備したところで汗ばんだ上からウェーダーを着ても後が気持ち悪くなるだけなので30分ほど掛けてゆっくり準備する。
この時間帯から始めてイイ思いをしたことがありませんが、まぁ、ソルトと違ってボウズは無いだろう(笑)
なんて思いながら最初の1投目で投げたポッパーにギル君が・・・。



その後はさっぱりで2時間ほどノーバイトの猛攻に遭います。
満水状態なのでオーバーハングの下にはほとんど隙間は無しの非常に厳しい状況です。



かなり移動しました。
ウィードエリアでサイズの良さそうなギル君が溜まっているところがあったのでしばし遊んでもらう。
そしてたまにバスも釣れる。
このサイズだったらバスよりもギル君のほうが引きます。



さらに開けたエリアにいくと係留ロープとウィード、そして流れてきた竹や木が絡まったストラクチャーがらみで小バス君が連発です。



少しサイズアップ!
といってもこの大きさです。



久々にファイト画像も・・。
ブラウンの小型のポッパーが大当たりです。
同じエリアで10匹は釣っただろうか。


この後ランカーサイズのバスがヒット!
最初はギルのバイトと思った、というか多分ギルがくわえて水中に沈んだポッパーを1メートルくらい離れたところに居たバスが猛ダッシュで食いに行ったのだと思います。
水面が盛り上がり、バイトの瞬間はグンとロッドのグリップまで重さが伝わりました。
とにかくロープの向こうでヒットしたのでやり取りが大変です。
引きに耐えながら根擦れしないようにロープを乗り越えつつ余ったラインをリールに巻き込み緩すぎたドラグの調整をしたのですが・・・、今度は締め込みが強すぎた。
真下への急激な突っ込みにロッドは完全に伸され、次の瞬間フッと軽くなった・・、痛恨のラインブレイク(泣)
多少走らせたほうが良かったのかもしれませんでしたがあのデカい口を見てしまったらはっきりいってそんな余裕はありませんでした。

呆然としてしまいしばらく立ち直ることが出来ず・・。



気を取り直して同じようなポイントを攻めてみたらサイズは小さいですがバスが釣れました。
先ほどまでギルや小バスが釣れていたエリアも反応が無くなったので夕マズメに向けて状況が少し変化したのか?
日没までのあと2時間、エントリーポイント方面に戻りつつ係留ロープやブイを攻める。




魚が上ずって来たようで怒涛の6連発♪
午後の早い時間帯には反応の無かったポイントでも釣れ始め、サイズも徐々に良くなってきました。



44センチ、久々の40アップが釣れました。
夕マズメがもう2時間延長されれば3桁行きそうな勢いです。



47センチ、このサイズとプロポーションなのでランディングにかなり手間取る。
ロッドが伸されっぱなしで何とかキャッチ出来た時にはすでに薄暗くなっていて残念ながら終了の時間です。
この時ばかりは夕マズメが永遠に続いて欲しいとマジで思った(笑)



終わってみれば久々の爆釣だった。
12時半から7時まで浮いて超小型のバスも入れれば23匹、ギルは10匹くらい。
前半はサイズがイマイチだったので親指がザラザラになるほどではありませんでしたが(笑)
バス釣りって本当に面白いっ!





※釣り場に関しての情報は一切公開しません。
よろしくお願いします。